イエス・キリストは2000年の昔、エルサレムの近く、ベツレヘムでお生まれになりました。その時の一部始終について新約聖書をひもといてみましょう。
天使はおとめマリアのところに来て言った。 「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。・・・マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。 あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。その子は偉大な人になり、 いと高き方の子と言われる。」 |
マリアは天使に言った。 「どうして、そのようなことがありえましょうか。 わたしは男の人を知りませんのに。」 天使は答えた。 「聖霊があなたに降り、いと高き方の力が あなたを包む。だから、生まれる子は 聖なる者、 神の子と呼ばれる。」 (ルカによる福音書1章) |
彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、 初めての子を産み、 布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。 宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。 |
羊飼いたちは、 「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださった その出来事を見ようではないか」 と話し合った。 そして急いで行って、マリアとヨセフ、 また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた (ルカによる福音書第2章) |