この苦しみはいつまで?
悪と苦しみと死についての神学的考察
U.H.J.ケルトナー 著
相賀 昇 訳
◆判型:四六判並製
◆頁数:208頁
◆税込価格:1,890円(本体1,800円)
◆ISBN:4-7642-6644-X
◆発行所:教文館
◆内容
キリスト教は人生の否定的問題をどのように考えるのか。苦難の現実をどのように認識し、持ちこたえ、抵抗し、なお希望につなげようとするのか。ナザレのイエスの生と死にあらわれた愛の約束の視点から、この問題に光を当てる神学的試み。
◆主な目次
導入 救われることへの渇望
1善と悪の現世―悪と関わるために 2.「わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」
―苦難の体験のキリスト教的解釈 3.救いと治癒の諸次元―キリスト教における病気と信仰 4.「生きる者たちはむろん恐れを抱くが…」
―マルティーン・ルターと今日の視点から見た人生と世界の終わり 5.「われは死者の復活と永遠の生命を信ず」
―死に直面してのキリスト教的希望
|